Production scheduling - illustration

Asprova導入・活用支援

いつ、どの設備で何をつくるか。生産計画を見える予定に。

生産スケジューラ

Asprovaとは

注文・工程・設備を踏まえ、作業日と使う設備を決める生産計画ソフトです。

生産計画では納期だけを並べても、実行できる予定にはなりません。
作業には「加工→組立→検査」の順番があり、一つの設備を同時に二つの製品へ使うこともできません。
現場の条件を登録し、予定を設備ごとの時間軸で確認します。

特急注文や設備停止が起きたときには条件を変えて計画を組み直し、後工程や完成予定への影響を確認します。
ハブは、こうした予定を現場の判断に使えるよう、条件の整理から導入後の運用まで支援します。

予定を決めるために、3つの条件を組み合わせます
注文・納期何を、いつまでにつくるか
設備の空きどの設備を、いつ使えるか
工程の順番前の作業が終わってから次へ

条件を合わせて、設備ごとの作業予定へ

加工機の予定例8〜10時 Aを加工10〜12時 Bを加工工程をつなぎ、完成が納期に間に合うか確認

このようなお客様におすすめします

納期・在庫・計画の引き継ぎに、こんな状況はありませんか

出荷までの時間が長く、納期が遅れる

工程の途中で待ちが発生し、特急注文や設備停止のたびに、いつ出荷できるか確認し直している。

改善に向けて

設備の空きと工程のつながりから完成予定を確認し、遅れの影響と対応を検討します。

在庫はあるのに、必要なものが足りない

先につくった製品や仕掛品がたまる一方、必要な材料や製品が足りず、生産計画と在庫のバランスが取れていない。

改善に向けて

注文・在庫・材料の入荷予定を踏まえ、何をいつつくるか、着手のタイミングを検討します。

計画を組める人が限られている

担当者が経験で作業順を調整しており、不在時の変更対応や納期回答に時間がかかる。

改善に向けて

作業時間・優先順位・例外ルールを整理し、予定を見ながら関係者が判断できる形を目指します。

01具体的な業務の例

1台の加工機で、製品A・Bをつくる場合

製品AとBはどちらも「加工→組立→検査」の順に進みます。
加工機は1台なので、Aの加工中にBを加工することはできません。
さらに、組立はそれぞれの加工が終わってから始めます。

下の予定では、加工機をAからBの順に使い、空いた組立台・検査台へ作業を渡しています。
青が製品A、緑が製品Bです。
これは仕組みを説明するための一例で、実際の時間は製品と設備の条件によって変わります。

設備ごとの予定:加工の完了後に、組立・検査へ進む

製品A 製品B | Aは13時、Bは15時に完成する例

02なぜ予定づくりが難しいのか

重なる条件を、一つずつ確かめる必要があります

この例ではAが先に加工機を使います。
もしBを先に完成させる必要が出たら、加工順を入れ替えるだけでなく、Aの組立・検査も含めて予定を見直します。
担当者は「設備を使えるか」「次の工程を始められるか」「納期に間に合うか」を同時に確かめる必要があります。

計画担当者が注文票、カレンダー、設備の予定を照らし合わせる概念イラスト
納期・設備の空き・工程順を、一緒に確かめる
納期と優先順位
どの注文をいつ完成させるか。特急注文が入った場合、何を先に作るか。
設備の使える時間
加工機を使う作業が重ならないか。停止・休日・点検時間を避けられるか。
工程の前後関係
加工が終わる前に組立を始めていないか。後工程の遅れが完成に波及しないか。

予定を一か所直したら、関係する設備と後工程まで確認する。ここに手作業の負担があります。

03Asprovaを使う場面

現場の条件を登録し、作業を割り付ける

まず注文の数量と納期、製品ごとの工程順と作業時間、設備・人員が使える時間を整理します。
この例では「Aを先に加工する」「加工・組立は各2時間、検査は1時間」「同じ加工機は同時に使えない」という条件を設定します。
Asprovaは、設定した条件に基づいて各作業を設備と時間に割り付けます。

登録した条件が、どの予定に反映されるか
この例で設定する条件予定への反映・確認
加工機は1台。Aを先に加工する
A 8〜10時B 10〜12時加工機の作業時間が重ならない
Bの加工後に、2時間の組立を行う
加工 10〜12時組立 12〜14時前の工程が終わってから次へ進む
例としてBの納期を16時に設定する
Bの完成15時 ≤ 納期16時検査まで終えて、納期に間に合うか

計算した予定を設備ごとの時間軸で見ると、設備の使用順、工程間の待ち時間、各製品が納期に間に合うかを確認できます。
ただし、入力した条件が現場と違えば、予定も実態から離れます。
ハブは担当者と実際の作業時間・点検予定・例外ルールを確かめ、計画の条件を調整します。

04変更が起きたとき

加工機が1時間止まったら、完成予定はどう動くか

たとえば10〜11時に加工機が止まると、Bの加工開始を後ろへ動かす必要があります。
Bの組立・検査も続けて遅れるため、加工機だけを見ていては完成時刻を判断できません。

停止を反映すると、Bの後工程と完成予定も1時間後ろへ

Aの加工は8〜10時に完了。Bの工程時間や他の条件は変えず、加工機の停止だけを反映する例です。

変更前:Bは15時に完成

停止を反映:Bは16時に完成

加工の開始が1時間遅れる組立・検査も遅れる 完成は15時から16時へ

この例では16時の納期に間に合いますが、余裕はなくなります。
変更前後を同じ時間軸で見比べ、納期への影響を確認したうえで、作業順や使う設備を変えられるか相談できます。

05導入後に目指すこと

計画を直す作業から、現場と次の判断へ

導入後は、予定を作って終わりではありません。注文や在庫などの情報から計画を組み、現場と共有し、実績を踏まえて見直す流れを整えます。

計画担当者と現場の担当者が変更後の予定を共有し、対応を相談する概念イラスト
変更した予定を共有し、次の対応を相談する
情報をそろえ、計画を確認し、現場の結果を次の計画へ
  1. 1情報をそろえる

    注文・納期、工程・設備の条件、在庫・入荷予定を確認します。

  2. 2予定を組む

    Asprovaで設備と時間に作業を割り付け、変更時は条件を更新して組み直します。

  3. 3確認・共有する

    完成予定と納期への影響を確認し、担当者が調整した計画を現場へ共有します。

  4. 4実行・実績を戻す

    着手・完了・停止などの実績を確認し、進捗や変更を次の計画に反映します。

↶ 実績・変更を計画へ戻し、次の予定を見直す

注文や在庫は既存の生産管理システム・管理表から、実績は現場の記録から確認します。データの取り込み方や現場への共有方法は、現在の仕組みに合わせて設計します。

計画の見直しと判断が、どう変わるか
比較する場面これまで活用後
予定の組み直し予定を直すたびに、設備の重複と後工程の開始時刻を表で追う。条件を変えて計画を組み直し、設備別の時間軸で予定を確認する。
変更の影響確認停止や特急注文が納期に影響するか、すぐには説明できない。影響を受ける工程と完成予定を確認し、関係者と対応を相談する。
判断の共有担当者の経験に頼って、調整する順番を決める。計画に使う条件を共有し、現場で判断できる形に整える。

06相談から導入・運用まで

小さく確かめて、現場で使える計画へ

まず代表的な製品と設備から始め、現場の条件で使えるかを確認します。
以下は進め方の例です。
対象範囲、検証の方法、連携するシステムに応じて、具体的な段取りを相談します。

  1. 01現状と目的を整理する

    確認する情報
    現在の計画表、納期遅れや変更対応の場面、対象製品・設備。
    この段階で整えること
    どの判断に時間がかかるかを確認し、最初に改善したい業務と対象範囲を整理します。
  2. 02代表例で予定を試す

    確認する情報
    代表的な注文、工程順、作業時間、設備を使える時間。
    この段階で整えること
    対象を絞って予定を作り、現場で実行できるか、納期や設備の条件を確認します。
  3. 03データとルールを整える

    確認する情報
    注文・在庫・実績の管理場所、優先順位や例外の判断ルール。
    この段階で整えること
    必要な項目と更新方法を整理し、既存システムとの連携範囲を決めます。
  4. 04現場で確認・調整する

    確認する情報
    実際の計画と変更事例、現場での確認結果。
    この段階で整えること
    計画と実際の作業を照らし合わせ、作業時間や制約、変更時の判断方法を調整します。
  5. 05運用を始め、見直す

    確認する情報
    計画を更新する担当者、更新のタイミング、確認したい指標。
    この段階で整えること
    操作と役割分担を整理して運用へ移し、納期・計画工数・在庫などの変化を確認します。

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